2014年5月5日月曜日

アイコン集

ちょっとしたツール用のアイコンはVS2012の Image Library で賄ってましたが、(ダウンロード先はここに書いてます)、欲しいのが微妙に無かったりサイズが小さかったり等で物足りなさを感じていました。タイルとかMetroとかModernとかでちょっと探してみたら、いいのがありました。

Modern UI Icons

豊富な種類のアイコンが、Windows、Android、iOS 用でダウンロード出来ます。
ライセンスについては「CC BY 3.0(クリエイティブ・コモンズ)」で営利的に使ってもいいけど、著作権表示してねーというものらしい。

ダウンロードした中には、画像ファイルの他に「Microsoft Expression Design 4」用のファイルやXAMLも内包されており、編集する事が出来ます。「Microsoft Expression Design 4」はここにも書きましたが、無償で利用出来るようになったので、とうとう私もデザインの分野に進出するしかないですねー。作ってみるかな。

Microsoft Expression Design 4

がいつのまにか、無償で使用出来るようになっていたようです。早く言ってよー。




赤いボタンを押すとダウンロードが始まりますが、英語版です。
日本語版にしたければ、Details を Expand して、Jananese をクリックでOK。



これで Photoshopとかなくても、簡単な素材程度であれば自作出来ますねー。



SHR-X6-BW [A4 静音設計2Wayペーパー&CD/DVD マルチシュレッダー]

フリーになって2年ちょいですが、ちょいちょい機密文書扱うこととかが増えたり、焼き損じた納品CD/DVDの処分に困ってました。破棄したいものが溜まって来たんで、シュレッダー(SHR-X6-BW)買いました。




黒もあるんですが、嫁さんにどっちがいいか聞いたら案の定、白でした。PC買うときもAppleをチョイスしてた理由が「白いから」だから、やっぱり!と思いました。
昨日、携帯からポイポイっと発注したら、もう今日届きます。早いですねー。


早速開封。


電源コードは若干短いです。
サイズは昔のデスクトップの筐体ぐらいの大きさです。
いっぱい切り刻めるということですねー。


横側には窓がついていて、中身の量が確認出来るとともに、ブルーの光でオシャレを演出してくれます。

では、早速、個人情報が記載されている本製品の不在伝票をシュレッドしてみます。


若干うるさいですが、許容範囲内です。


サイズはこんな感じ。
右上の小さい箱はCD/DVDのアウトプットが入ります。
次に破棄したいCD-R。


うるさいのかと思いましたが、髪の時とそんなに差異はありませんでした。意外。


ずばっといい感じで割れています。

個人で使うにはこれで十分ですねー。



2014年5月4日日曜日

イノベーション戦略の論理 - 確率の経営とは何か 原田 勉 (著)

友がイノベーションというフレーズをやたら推していたので、「イノベーション戦略の論理」を読んでみました。

「はじめに」を読んだだけで、前の会社でもイノベーションを起こす為の企画を立案・実行していましたが、全く以てやり方が間違っているということがよくわかりました。

少し過去を振り返ります。
リーマンショックの煽りを受けて、大手からの下請けが激減・あるいは単価の引き下げが行われました。
私が以前勤めていた会社では、時代の流れに抗おうと色んな試みを行っておりました。
その一つとして、丁度その頃はやり始めたiPhoneアプリの開発にも手を伸ばすべきだと言う声が高まり(というか私の同期の情熱なのですが)、事業企画室という部署が発足します。

この事業企画室というのがいわゆるイノベーションを推進する組織です。
しかし、これまでの仕事の多くは請け負いといって、お客様から作ってほしい要求に答えてシステムを開発するスタイルがメインなのですが、アプリの開発は先行投資型なので、開発者の工数(資金)は別の人が稼いだお金で行う必要があります。事業企画室以外の人は、何故、不況の中、事業企画室に工数を渡さなければいけないのか?という暗黙のプレッシャーがのしかかります。

事業企画室ではなかなかアグレッシブな活動が行われ、あるキャラクターとタイアップしてアプリが1つ出来上がりました。企画の内容(おもしろさ)、知名度、価格設定等々色んな要員がありますが、そこまで売り上げは伸びませんでした。それに対して、社内からは沢山の批判があがりました。

イノベーション戦略というのは、イノベーションの成功確率を上げる事にあります。確率なので、成功確率が20%なら、5回企画したものが1回成功することになります。前述したように1回の成否で判断してはいけません。必ず5回に1回ではなく、「大数の法則:回数を増やせば増やすほど、成功回数が成功確率に近づく」により、数をこなさなければ5回に1回になりません。ある程度数をこなす必要があります。しかも資金が潤沢な時に。資金が不足しがちな不況時に、自社が持っているコア技術などを応用するでも無く、全くノウハウが無いところを突き進めたのは果敢というか無謀というか。

一般的に成功確率は10%以下がほとんどです。本書では、このイノベーション確率を最大化させるためのノウハウを開示してくれています。何度か読み返したいと思いました。