何から書き始めていいかわからんが、思いつくままに。
Windows 8 Windows 8 Release Preview 版が公開され、いよいよ今秋にリリースされる。Windows 8 からは新しい UI (ユーザインターフェース) として Metro UI が採用される。画面上に配置された大小様々でカラフルなパネルを選択すると、対象のアプリケーションがフルスクリーンで表示されるという感じ。見た目は新しくていいね。くるくるまわるやつと面白い。Release Preview 版を Mac の VMWare Fusion に入れて動かしたりしているが、操作についてはいつまでたっても慣れない。( Mac と比較するとかわいそうになる) タッチ操作を基本といいつつも Windows キーが押せないとかなり不便なのである。
結局、これまで通りのデスクトップで使うような気がする。ただ、ネットとかメールとか写真・音楽などのコンテンツのために使うのであれば、これはこれでいいのかもしれない。ターゲットが企業というよりは一般ユーザ用のように感じる。業務ではきっと使いづらいだろうて。
ブラウザは IE10。デスクトップ版とタッチ( Metro )版がある。びっくりしますわぁ。タッチ版はプラグインを入れられないときた。プラグインてのは Flash とかのブラウザ上で動くアプリケーションのこと。つまり、Microsoft がクロスプラットフォームでアプリケーションを動かすために開発したSiliverLight も動かせないっていうこと。HTML 5 で行け的な。プラグインを使わせないというのは不具合だったり電力問題だったり、どうしても apple の方針を彷彿させ、後追いか!と思ってしまうのだが、個人的にはもう一つ理由があるように思う。
それは性能面である。
タッチ版ということは、主にタブレット的なもので使うことになると思うのだろうが、スペックでいうとネットブック並みが想定される。WPF (Windows Presentation Foundation といい.NET Framework の4大技術の1つでプレゼンテーション部分の機能)の美しい描画とアニメーションは GPU を直接使っているからマシンパワーをそれほど使わなくても動くのであるが、GPU がショボイと CPU でカバーしようとする。GPU も CPU もそこそこのせいのであればまともに動くとは考えにくい。
先日、お客様にデモンストレーションするためのアプリケーションを作ってくれという依頼があった。要件はタッチパネルのデスクトップで、帳票的なものをタッチして選択したり手書きしたり云々。帳票とはいえ、入力項目がたくさんある。ので配置されるコントロールも多くなる。そこそこの性能の PC であれば十分動くのであるが、蓋をあけてみたら、今度、富士通から発売される Arrows のタブレット PC を使うというではないか。恐る恐る作ってみたアプリを入れてみたが、遅すぎて使い物にならん。手書きのほうが早い!ってお客さんに怒られちゃうレベル。じゃぁ、SiliverLightはどう?って作り変えてって言われちゃった。簡単にいうよなぁ。ちょちょいだけど。それで SilverLight で動かしてみたんだけど、まぁぎりぎりセーフっていうところ。
#Arrows は Androidしかないが、そのうち Windows 版が出る。
#決して Arrows が悪いと言っているわけではない。
#使ってみた感じ、手書き入力とか超なめらかで慣れれば結構使えると思う。
ちょっとお勉強で Visual Studio 12 RT を入れて Metro UI のアプリ作ってみたりしてる。感触としてそのまま Silverlight で業務系アプリ作れるかっていうと疑問符がつく。
これが IE10 のタッチUI用にプラグインをのせない理由の1つではなかろうかと考えている。
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